タンザナイトはその名の通り、タンザニアで発見された宝石です。

ティファニー社がその美しさに感動し、タンザニアの夕暮れから夜へと変わって行く空模様を連想させることからタンザナイトと命名しました。
タンザニアを象徴する宝石としてタンザナイトの名は、人々の心を引きつけ瞬く間に世界へ広まりました。
和名は、灰簾石（かいれんせき）、または黝簾石（ゆうれんせき）といいます。

『石言葉』
タンザナイトの宝石言葉には「高貴」「神秘」「冷静」「知性」「希望」などがあります。
見る角度によって異なる色が現れることから、変化や柔軟性を象徴する石としても解釈されています。
また、タンザナイトは心を落ち着け、感情を安定させる効果があり精神的なバランスや癒しを与えてくれる宝石ともされています。そのため、心の平穏を求める人々にとって大切な石とされています。
他にも、神秘的な力を持つとされ、持ち主に知恵や洞察力をもたらし精神的な成長や目標達成をサポートしてくれると信じられています。


『タンザナイトとは』
タンザナイトは、1967年にタンザニアで発見された比較的歴史の新しい宝石です。バナジウムを含んでおり、青色から紫色に見える多色性が最大の特徴となっています。
タンザニアでルビーの鉱脈を探していた際に偶然見つかり、当初はルビーの仲間であるサファイアだと考えられていました。鑑定の結果、実際には「ブルー・ゾイサイト」という鉱物であることが明らかになります。
ゾイサイトは通常、緑や茶色を帯びたものが一般的で、タンザナイトのような色合いのものは非常に珍しく、その美しい青紫色はタンザニアのサバンナやキリマンジャロの壮大な景観を連想させます。
タンザナイトは、その土地の空気や雰囲気までを纏っているような不思議な魅力を持っています。


発見から約50年が経過し、その美しさと希少性から現在でも高い人気を誇るタンザナイトですが、主な産地はタンザニアのメレラニ鉱山のみであり、この鉱脈は非常に限られた範囲にしか存在していません。
その産出量は年々減少しており、ますます手に入りにくくなることが予想される為、特に良質なものはコレクターや宝石愛好者にとって非常に価値のあるものとなっています。

【タンザナイト×モアサナイトフルエタニティ】

眩いモアサナイトの中にタンザナイトを1石配置したワンランク上のエタニティリング。
モアサナイトと合わせることでよりタンザナイトの高貴な紫色を含んだブルーが際立って見えます。タンザニアの夕暮れ時の空を映し出したような美しい輝きをお楽しみいただけます。
「永遠の愛」を意味するエタニティリングは、結婚式の指輪や記念日の贈り物として非常に人気があります。煌びやかな印象ですが形がシンプルなので、1本で使うのはもちろん、他の指輪との重ね付けを楽しむのもおすすめです。






【誕生石ボロノイリング】

水面のように繊細に煌めくボロノイオリジナルテクスチャーが施された地金リングの中央で誕生石が1石輝くリング。普段使いするリングだからこそ、一味違うこだわりが感じられるデザインを追求しました。
地金に凹凸があることで、日常の仕草で動くたびにゴールドの上質な輝きが自然と楽しめます。