こんにちは、VORONOIスタッフです。

7月の誕生石には、その深紅の輝きで圧倒的な存在感を放つルビーがあります。
本日は、「ルビー」について詳しくご紹介をしたいと思います。


『名前の由来』

ルビーという名前の由来は、「赤」を意味するラテン語の「ルベウス」です。和名は、紅玉(こうぎょく)といいます。名前の通り赤い宝石の代名詞であり、情熱的で鮮やかな赤の色彩がルビーの最大の魅力となっています。


『石言葉』
ルビーの宝石言葉には「情熱」「純愛」「良縁」「勝利」「威厳」などがあります。
古くから繁栄や富をもたらすとされ権力者たちに愛されてきたルビー。「宝石の女王」と呼ばれるその赤い色は、身につける人の魅力を引き出し、良縁に導いてくれるそうです。また、戦いに勝つだけでなく、災いからも守ってくれる宝石としても大切にされてきました。
血や熱などに薬効があると信じられ、薬として飲まれていた時代もあったそうです。風邪や肝臓にも良いとされ、なんだか万能薬のようですね。今では信じられない話ですが、宝石としての美しさだけでなく、ルビーにはそれだけの強い力があると信じられていたのでしょう。


『ルビーとは』

ルビーは、ダイヤモンド、エメラルド、サファイアと並び、世界四大宝石のひとつとしてとても有名な宝石です。
コランダムという鉱物のグループに属し、実はロイヤルブルーの輝きで人々を魅了するサファイアと同じ鉱物なのです。
コランダムには、無色の物からファンシーカラーまで多数の色味が存在しますが、ルビーの赤い色は、コランダムにクロムが微量に含まれることによって発色されます。
クロムの量が0.1%以下だとピンクサファイアとして分類され、逆にクロムの量が多くなるにつれ黒味が強くなり宝石としての価値も下がります。クロム含有量が約1%のものだけがルビーとなれるのです。


ルビーには、紫色が強い物から朱赤までさまざまな色味がありますが、その中でも透明度が高く濃い深紅色のルビーは、「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれ最高級と言われています。
ピジョン・ブラッドのほとんどがミャンマー産で、紫外線に反応して蛍光色を発するのが特徴です。
原産地によって、ルビーの色味にも違いがあり、タイで採掘されるやや黒みがかったルビーの色を「ビーフ・ブラッド」と言い、ピジョン・ブラッドより透明度は落ちますが、深みのある色合いもまた味わい深く人気があります。
他にもスリランカ産の明るく透明度の高いものは「チェリー・ピンク」と言い、ピンクサファイアとされることもありますが、可愛らしいピンク色が魅力となっています。


旧約聖書の時代から愛されてきたルビーですが古代では、赤い色の宝石はすべてルビーとされてきました。そのため、スピネルやガーネットなどの赤い石がルビーと混同されてきた歴史があります。
特に大英帝国王冠に装飾されている黒太子のルビーは、実は赤い「スピネル」だった、というのは有名な話ですね。


結婚40周年をルビー婚式と呼ぶのをご存じですか?
ルビーは、ダイヤモンドの次に硬く、深い赤色を放っていることから「固い絆で結ばれた愛情深い夫婦の象徴」とされています。結婚40周年という大切な記念にルビーのジュエリーを奥様に贈るのもおすすめです。


【ルビー×モアサナイトフルエタニティリング】

眩いモアサナイトの中にルビーを1石配置したワンランク上のエタニティリング。
鮮やかなルビーの色彩がアクセントになり凛とした美しさの中にも女らしさが漂う贅沢なリングです。日常に華やかさを添え特別なシーンでも手元を印象的に見せてくれます。
「永遠の愛」を意味するエタニティリングは、結婚式の指輪や記念日の贈り物として非常に人気があります。煌びやかな印象ですが形がシンプルなので、1本で使うのはもちろん、他の指輪との重ね付けを楽しむのもおすすめです。








【誕生石ボロノイリング】

水面のように繊細に煌めくボロノイオリジナルテクスチャーが施された地金リングの中央で誕生石が1石輝くリング。普段使いするリングだからこそ、一味違うこだわりが感じられるデザインを追求しました。
地金に凹凸があることで、日常の仕草で動くたびにゴールドの上質な輝きが自然と楽しめます。



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